【季節の上生菓子】
※商品価格は全て税込み価格です。
上生菓子
美しい日本の自然を巧みに取り入れて、四季折々の風雅を伝えてくれる上生菓子。
歳時記にあわせ約2週間に1度、お菓子が変わります。
【販売期間2月3日~2月15日】各335円
日保ち 販売日翌日まで
早わらび さわらび
伸びやかなわらびの姿は、絵などに描かれたものの方が余計な所をそぎ落としているためなのか、より本物らしく見えてきます。わらび採りの時には手にするのに夢中で姿を見るのは二の次、ふと一本取り上げてまじまじと観察しては「ああ、蕨だな」と感じる始末です。小さな子が手を広げた様に見える物、背伸びをしている様なのなど、これから成長して行く希望をまとっているようです。
上用製/小豆こしあん
- 特定原材料等:
- やまいも
雨水 うすい
冬の間は雪となって降っていたものが雨となるあたたかさを感じる言葉です。暦の上ではもう少し先ですが 草木が芽生える頃とされ、昔は農作業の準備を始める目安として大切にされていたそうです。
きんとん製/白こしあん
- 特定原材料等:
- やまいも
薄紅梅 うすこうばい
単に白と紅の中間というのとは異なる、少し黄色を加えたような温かみのある花の色。他の言葉ではなくその名を呼ぶのが相応しく思えます。
煉切製/小豆粒あん
- 特定原材料等:
- やまいも
初音 はつね
いち早く、春の到来を音で知らせてくれる鶯は、里から山へと居場所を移しながら楽しませてくれます。一年中人の側にいるウグイスはまず平地で鳴き始め、春が盛りになるにつれて山へと上がっていきます。春が進むにつれてウグイスも次第に鳴き方を変え、「初音」「谷渡り」などとそれぞれ趣のある呼び方をされています。植物や生き物を暦のように捉えてきたことに感謝したい気持ちになります。
外郎製/白こしあん伊予柑入
- 特定原材料等:
- ごま
麦踏み むぎふみ
門外漢の私は、せっかく伸びた柔らかい若芽を踏むことを想像すると、後ろめたく感じていました。そうする事で根の張りが良くなり、株も大きくなるのは、負荷をかけたトレーニングと捉えれば良いのでしょうか。そう考えると頑張れと声を掛けたくなりました。
軽羹製/小倉羊羹
- 特定原材料等:
- やまいも
【予告】次回の季節の上生菓子【2月16日~3月3日】
【菓銘】西王母・桜たちばな・桃花の節・女びな・男びな・菱餅
※菓銘は上段左から時計回りの順